– 社長ブログ – HIDA(飛騨産業株式会社)さんのご紹介です

こんにちは 代表の野田です。

今年は例年より早く梅雨が明けそうですね。

夏が大好きな私としては梅雨明けが待ち遠しいです。

 

今日はhanayuraで取扱いをしているメーカー、HIDA(飛騨産業株式会社)さんのご紹介です。

お客様にご紹介する時は「飛騨高山のメーカーさんです」という言い方をよくしています。

 

岐阜県高山市なのですが熊本からは非常に遠いです。

まずは熊本空港から名古屋空港まで飛行機です 1時間20分かかります

(熊本→中部国際空港もありますがプロペラ機となります)

 

そして名古屋空港からバスでJR名古屋駅まで移動です。

※バスに乗ると都市高速が事故などで通行止めになった場合は

もよりの駅で降ろされる旨のアナウンスがあります。

私も、過去に本当に見知らぬ駅で降ろさた事があり大変だったことがあります。

 

名古屋駅からは特急で高山まで行きます。

名古屋→高山まで約2時間30分かかるのですが飛騨川にそってすすむので

車窓からの眺めは何度見ても飽きません!

 

2017年に立替えられた高山駅です。

 

高山駅前からレンタカーを借りて移動するというのがよく使うルートになりますが

朝一番の飛行機でもメーカーさんに到着するのが午後3時過ぎになってしまい

一日がほぼ移動となってしまいます。

 

(岐阜県高山市にある飛騨産業さんショールームの外観の一部です)

 

飛騨高山には複数の家具メーカーさんがあり日本でも有数の家具産地ですが白川郷や古い町並みも有名で

観光で行かれた方も多いと思います。熊本、九州とは違う雰囲気で町を歩くだけでワクワクする場所です。

 

ちょうど今、イベント開催中で飛騨産業さんの国産材を使用した家具を5万円以上購入すると

なんと!抽選で飛騨高山旅行や国産材を使用したオリジナル商品のプレゼントなどが当たるかもしれない

という豪華な企画で、6/30(月)まで開催中ですよ! 詳しくは→https://hidasangyo.com/products/kokusanzai/#cp

 

私も20年以上、毎年、岐阜県高山市にある飛騨産業さんに仕入れでお伺いしていますが、飛騨産業さんの

社員の方は、皆さんが家具のものづくりに対する熱量や製造にかかわる知識が豊富でお話をするだけで

私も色々勉強させていただいております。

 

 

そして今イベントを行っている国産材を活用する取り組みもさまざまな課題があるなか積極的に取り組み

山を守る活動から行っているところも飛騨産業さんならではと思います。

 

飛騨産業さんは複数の工場をもっておられますが今からご紹介するのは主に杉材を

加工する工場です。

下の写真は国産杉の丸太です。今から加工するために工場に運ばれてきた状態です。

 

皮をとり加工しやすいサイズに整えた状態です。

杉材は加工はしやすいのですがその分柔らかいのでキズがつきやすいというのが

家具材としては敬遠されていたのですが飛騨産業さんではこの杉材を更に

圧縮することで傷が付きにくくするという技術を確立しています。

日本の山には植林の政策により杉が豊富にありますのでそれを活用した取り組みですね。

 

次は木を乾燥させる工場です。

木を切ってそのまま家具に加工すると木の中にある水分の影響で反りや割れが出てくるので

木の中の水分(含水率)を一定に下げる事でそれを防ぎます。

天然木を使う家具を作る中ですごく重要で大変な工程ですが、購入する側になると全く

関係ない部分ですが、ぜひ、お伝えしたいところです。

 

 

 

ここは何と温泉熱を活用した乾燥設備となっており、1年半ほど前に完成したばかりです。

 

 

飛騨産業さんは木を曲げる、曲木の技術など伝統的は技術をまもりながら、

新たな取り組みもどんどん取り入れていくメーカーさんです。

今回は杉材のみのお話でしたが国産のクリ、ナラ、ブナなど様々な材種を取扱い

研究されながら家具づくりをされておられます。

 

hanayuraでは、この手間をかけてつくられた飛騨産業さんの家具を熊本の皆様に

ぜひご紹介したいと思い取扱いをしております。

お気軽に見て触れて、その良さを体感してください。

右側から飛騨産業さんの岡田 明子社長、岡田 贊三会長、私です。